【驚異のパフォーマンス・年率28.5%】SPXL(S&P500 デイリー3倍ブル レバレッジETF)を買う3つの理由

のんべすたー(飲んべえ投資家)です。

長期投資をしていく中で、インデックスを超える成績を上げたいと考えるのは、投資家の常かと思います。私もそんな投資家の一人です。

いろいろ模索してきた中で、通常は長期投資に向かないとされているレバレッジETFの長期投資に可能性を見出しています。

商品設定から約11年(2019/12/31時点)で、年率パフォーマンス28.5%を誇り、価格は15.5倍まで上昇している「SPXL(S&P500 デイリー3倍ブル レバレッジETF)」に長期投資する理由を公開します。

レバレッジETFがよく分からない方は1章から、リスクなどを理解されている方は2章からご覧ください。

レバレッジETFの基本・リスク

レバレッジETFとは

「ETF」とは上場投資信託のことで、投資信託(ファンド)の一種です。

通常、「投資信託」と言えば非上場の投資信託を指し、上場しているものを「ETF」と呼ぶことが多いです。

本ブログでは、非上場のものを「投資信託」、上場のものを「ETF」、総称を「ファンド」と呼んでいます。

一般的に、ETFは投資信託に比べて、手数料が低く、透明性が高いのが特徴です。

ファンドの中で、「インデックスファンド」と呼ばれるものは、何らかの指標(日経平均株価、S&P500指数など)に連動するタイプのファンドを指します。

インデックスファンドには、インデックスと同じ向きに動く「ブル型」と、インデックスと逆向きに動く「ベア型」があります。

レバレッジETFは、インデックスの日々の値動きのx倍変動することを目指して運用されているETFです。

インデックスが20%値上がりした日には、レバレッジ3倍ETFは60%値上がりします。
インデックスが10%値下がりした日には、レバレッジ3倍ETFは30%値下がりします。

多少の誤差は出ますが、概ね3倍変動するように運用されています。

「レバレッジ」とは「てこ」を指し、投資の世界では少ない資金で大きなお金を動かすことを意味しています。

レバレッジは、通常、個人投資家が金融機関(証券会社など)から、借金をすることで実現します(信用取引・先物・FX・CFD等)。

仮に、1万ドルを預け、2万ドルを借金した場合、3万ドルの運用が可能になります(レバレッジ3倍)。

50%値上がりした場合には、1.5万ドルの利益となりますが、50%値下がりした場合には、1.5万ドルの損失となり、預けていた1万ドル全額を失い、0.5万ドルの借金が残ります。

実際には、1万ドル損する頃には、ロスカット(金融機関による強制決済)されているケースが多いですが、相場の急変などでロスカットが間に合わない場合には借金が残ります。

レバレッジETFは、ETF運用会社の責任で先物・デリバティブなどを購入するため、個人投資家が借金を背負うことはなく、最大損失は投資元本までとなっています。

レバレッジETFのリスク

レバレッジETFは、長期投資に向かないとされています。

主な理由は、暴落時の価格の下げが厳しすぎること、インデックス価格の上下動によってETFの価格が値下がりしていくこと、ETFの中では経費率が高いこと、の3つです。

私が購入する「SPXL(S&P500 デイリー3倍ブル レバレッジETF)」は、リーマンショック以降に設定された商品です。
仮に50年前から存在していたと仮定し、1970/1/2を100として価格シミュレーションすると、ITバブルからリーマンショックまでの9年間で、約98%下落している計算です。

その後、結果論としては回復していますが、これを買い続けるぐらいならさっさと損切りして、他の商品を買おうと考える投資家も多いでしょう。
リーマンショックの頃は「資本主義の終わり」ぐらいの論調もあった中で、これを買い続けるのは相当難しいはずです。

急な資金流出等により、ファンドが商品設計通りに機能しなくなる(インデックスのx倍から大きく乖離してしまう)可能性もあります。

また、レバレッジETFは、自然と価格が下がる性質があります。

これは主に、インデックスの価格の上下動によるものです。

左図のように、インデックスが横ばいトレンドの場合は、レバレッジETFは価格が下がります。

例えば、インデックスが120に上がって100に下がるだけで、レバレッジ3xETFは80になります。
計算式で示すとこうなります。

インデックス:100×(1+20/100)×(1ー20/120)=100
レバレッジ3xETF:100×(1+60/100)×(1ー60/120)=80

一方、右図のように、インデックスが上昇トレンドだと、レバレッジETFは大きく上昇しやすいです。

ただし、レバレッジETFの価格は、日々の値動きのx倍を目指すものであり、2日以上先のインデックス価格のx倍になるわけではない点に注意が必要です。

さらに、レバレッジETFは、ETFの中では経費率が高い商品です。

ただし、投資信託(特にアクティブ型)と比べると、経費率は低いです。

上記以外にもリスクは存在します。
詳細は、レバレッジETF運用会社が発行している目論見書をご確認ください。

SPXL(S&P500 デイリー3倍ブル レバレッジETF)への投資

SPXLのパフォーマンス

SPXLは、S&P500指数をインデックスとした、日々の値動きの3倍に連動する成果を目指すレバレッジETFです。

SPXLは、商品設定来の約11年で、年率28.5%のパフォーマンスを誇り、価格は15.5倍に上昇しています。

SPXLは、リーマンショック直後の2008年11月に商品設定されましたが、もし1970年(50年前)に商品が存在したと仮定し、1970年1月2日を100とした場合、2019年末の理論価格は51,040です。

10,000ドル(約110万円)が5,104,000ドル(約5.6億円)まで上昇している計算で、これはS&P500指数の14.7倍に相当します。

パフォーマンスだけではない、SPXLを買う3つの理由

私は、長期投資の予算の一部を「攻めの投資」として、SPXL(S&P500 デイリー3倍ブル レバレッジETF)の購入に充当します。

SPXLは、当然パフォーマンスが魅力的なのですが、私がSPXLを購入する理由はそれだけではありません。

1.ボラティリティが高い

2.インデックスが中長期的に右肩上がり

3.1日の下落幅が制限されている

SPXLはレバレッジETFであるため、通常のETFに比べてボラティリティが高い(価格の上下動が激しい)です。

ハイボラティリティは、積立投資によるリターンを増加させます。

始めと終わりで価格が同じだったとしても、最終的な資産額には大きな差が出ます。
Cのように、価格の谷が深ければ深いほど、回復した時のリターンが大きいです。

また、SPXLのインデックス(S&P500指数)は、長期的に右肩上がりとなると見込んでいます。

1章でも説明したとおり、レバレッジETFはインデックスが右肩上がりでないと、価格が下がっていく仕組みになっています。

インデックスが右肩上がりであるか、は非常に重要です。

SPXLのインデックスである「S&P500指数」は、アメリカを代表する株価指数の一つで、ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出されています。

S&P500指数は、過去に何度も大きな下落を経験してきましたが、長期的にみると右肩上がりで成長してきました。

投資の神様ウォーレン・バフェットが、プロでない投資家(個人投資家)にS&P500連動のインデックスファンドを推奨している等、多くの経済・金融のプロがこれからも長期にわたって良いパフォーマンスを上げると考えています。

さらに、S&P500指数はサーキットブレイカー制度によって1日の下落率が20%までとなっています。

そのため、SPXLも1日に最大で約60%までしか下落しないようになっています。

SPXLには、1日の下落率や資産額による早期償還条項が無く、VIXインバースETNのような一発退場リスクは極めて低いと考えられます。
(気にするとしたら、上場廃止リスクや、デリバティブのカウンターパーティーリスクでしょうか)

購入方法によるパフォーマンスの比較

ボラティリティが高い商品は、積立で購入すると良いということは前述のとおりですが、相場環境によっては初期一括投資の方が良い場合もあります。

2000年以降で、

  1. 安値圏から高値圏に上昇した期間
  2. 高値圏から安値圏に下落した期間
  3. 上昇・下落を繰り返した期間

について、購入方法によるパフォーマンスの違いを比較しました。

(2000年が5月となっているのは、IVV(S&P500指数に連動するレバレッジなしのETF)の設定日以降で分析を行っているためです)

2020年1月現在、S&P500指数は長期で上昇トレンドが続いていますが、今後10年、20年のスパンで考えると、上昇し続ける、下落し続ける、よりは、おそらく高騰・暴落・回復などを挟むことかと思います。

2005〜14年頃のような上昇・下落を繰り返す相場では、レバレッジETFは、一括投資よりも積立かドローダウンが大きくなっている時に購入した方が良いことが分かります。

大幅下落時のみ買うのも良いのですが、いつになるか分からないので、当面は積立によりSPXLを購入します。

今後の暴落相場が来た際には、積立は減らしませんが、投資金額を増やす可能性があります。

まとめ

SPXLは、設定来28.5%のパフォーマンスを示してきました。

SPXLはリーマンショック後に設定されたため、暴落相場で何が起きるか分からないという声も多くあります。

しかし、ハイリターンな商品であるため、一定の範囲でリスクテイクすることで、「持たないリスク」を防止しながら、大きなリターンを追求できます。

私は、自分のリスク許容度を踏まえて、毎月の投資額の20%をSPXLに充当することにしています。

今後も私の投資結果を公開していきますので、見守っていただければと思います。

最後に

SPXLは、非常にリスクの高い商品で、一般的には、長期投資に向かないとされています。

本記事では、私の投資法を説明していますが、推奨するものではありません。

くれぐれもリスクをよく理解し、投資は自己責任で行ってください。

Direxionの公式HP
こちらが公式の商品説明ページです(英語)。

目論見書の日本語訳も用意したので、参考にしてみてください。

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