米国株式市場の現在位置(2020/7/6)

のんべすたー(飲んべえ投資家)です。

先週(6/29)の記事で、NASDAQ100は上昇トレンドのラインを下回るかどうかがポイントであり、下回るのではないかと予想しました。

しかし、月曜から株価は反発し、再び史上最高値を更新。NASDAQ100の強さが伺える1週間となりました。

今日も経済指標、ニュース、相場環境を確認して、今週の相場を展望します。

経済指標

先週は、雇用統計が発表されました。

非農業部門雇用者数は予想323万人に対し480万人と、予想を大幅に上回りました。

非農業部門雇用者数は、FRBも注目している最重要経済指標の一つであり、これが予想を大幅に上回ったことは非常に良いニュースです。

同時に発表された失業率は、予想12.5%に対し11.1%と、こちらも良い結果となりました。

コロナショックから実体経済が順調に回復していることを伺わせます。

ISM製造業購買担当者景気指数は、予想49.7に対し52.6で、予想を上回りました。

ISM製造業購買担当者景況指数は、製造業の400社以上の購買担当者に新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の動向をアンケート調査したものであり、50超が景気拡大、50未満が景気後退を示します。

今回は予想を上回り、数値も50を超えたため、とてもポジティブな結果でした。

シティ銀行がまとめているエコノミックサプライズインデックス(経済指標がどれほど予想を上回ったかを示す指数)は前回よりも更に大幅なプラスとなっており、アナリストの予想よりも実体経済が遥かに好調であるということを示しています。

ニュース

米国のコロナの新規感染者数は、急激に増加していましたが、ここにきてピークアウトの可能性が出てきました。

新規感染者数が今後減少していくようであれば、追加の経済封鎖を回避できる可能性が高まるため、株式市場にとっては追い風です。

死亡者数のチャートはまだ増加に転じていませんが、第一波の動向を見ると約3週間遅行しているため、死亡者数は今週末から来週頃に急増するものと想定され、一時的な下げ要因になる可能性があります。

その他のニュースとしては、米国で6月末期限で実施されていた中小企業の雇用維持プログラムが8月上旬まで延長されました。

米、中小企業支援策8月上旬まで延長 大統領が署名

多くの雇用を生み出している中小企業の雇用が今後も維持され、消費に対してもポジティブな影響が期待できます。

相場環境

先週のダウ工業平均(赤)・S&P500(青)・NASDAQ100(オレンジ)は、週前半で下落したものの、最終的に3指数揃って上昇しました。

3市場の中では、引き続きハイテク比率の高いNASDAQ100が強いです。

銘柄別当落率を見ると、先々週に引き続きアマゾン(AMZN)、マイクロソフト(MSFT)が強く、ヘルスケアセクターも好調でした。

週間騰落率

足許の投資家の心理状態は、やや懐疑状態から、ニュートラルに戻りました。

6ヶ月後の展望に関しては、悲観的な見方がやや優勢です。

ここからは、CFDで投資しているNASDAQ100に限って話をします。

週足チャートを見ると、3本の移動平均線は全て上向きであり、上昇基調が続いています。

次に日足チャートを見てみます。

サポートラインを割ることなく反発したため、上昇トレンド継続です。

RSIの現在値は65で、70に近づいたり超えてきたりした際には要注意となります。

今週は、一時的な反落は起きる可能性はありますが、先週の売り局面でも上昇トレンドが継続したため、買い基調が継続するでしょう。

まとめ

非農業部門雇用者数、失業率、ISM製造業購買担当者景気指数は、いずれも予想を大きく上回り、アナリストの見通しよりも実体経済が好調であることが示されました。

ニュースを見ると、コロナの新規感染者数の増加に歯止めがかかりつつあり、ポジティブです。

新規感染者数が相場に与える影響は大きく、今後も動向を注視する必要があります。

NASDAQ100は、先々週出ていたいくつかの相場反転サインや、月末の調整売りにも関わらず、サポートラインで力強く反発し、新高値を記録しました。

相変わらず、S&P500やダウよりも強く、ハイテクが買われている状況です。

今週は、ポジティブな材料が揃っており、上昇しすぎの反動で一時的に下落することはあっても、再び上昇して新高値を記録していくものと想定しています。

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